2021年3月24日水曜日

本当の幸福を探求する教え 幸福の科学の基本教義

幸福の科学の基本的な教えとは、人間がこの世とあの世を貫いたほんとうの幸福を得るための教えです。


この世だけで幸せであればよいのでもなく、あの世で幸せになればよいというものでも無いという事です。

この世(物質世界)だけの幸せを追い求めていると、人は真実を見失い、物質に囚われるようになり、来世(あの世)で苦しみの世界に行く事になります。

来世の苦しみの世界というのは、古来の宗教が述べていた地獄と言われる世界であり、不調和な霊域です。

地獄は不調和な心を持つ人間同士が、波長同通という似た者同士が引き寄せあう法則によって住み分けられた世界です。

つまり自分のためには、他人を害しても構わないと思っている人が、死後にあの世に行けば、同じように他人を害しても平気なもの同士で済む世界に生きます。

するとそこでは、刃傷沙汰や暴力、詐欺などの犯罪の溢れた世界になるでしょう。

つまり地獄の心持を持っている人は、死後にも地獄世界を作り出し、そこに住むことになるのです。

逆に、善意を持って生き、正しい信仰をもって暮らしていた人は、明るい天国の世界に帰れることになります。

天国には色んな段階がありますが、正しい信仰を持っていなければ、明るい世界には帰れないでしょう。

間違った信仰を持っていた人や、唯物論に染まって、「死んだら終わりだ。この世限りだ」と思ている人も、不調和な世界に行く事になるでしょう。

そのように生きているうちに正しい信仰を持っている事がとても大切なのです。

さらにこの世の幸せだけでなく、あの世の幸せのみを説く宗教もあります。

この世では不幸であっても、死んであの世に帰れば、天国帰って幸せに暮らせると説く宗教です。

そうした宗教もあり得る事ですが、最もよい教えというのは、この世でも幸せであり、かつあの世の世界でも幸せとなる教えです

この世とあの世を貫く幸福になる方法を説かれているのが、大川隆法先生です。

具体的には幸福の原理である「愛」「知」「反省」「発展」の四正道です。

「愛」というのは、与える愛であり、仏教的には慈悲の事です。

相手のためを思って与え切りの愛が、真実の幸せになる道です。

その反対に、他人から奪おうとする愛は、執着であり、人を不幸にしてしまいます。

たとえば「自分はこれだけしてやったのに、見返りが少ない」という思いは、奪う愛が入っています。

先生の説かれる本当の「愛」とは、見返りを求めず、与え切りの愛であり、相手が幸せになる事を喜び、自分に何か返ってくる事は望まないものです。

真実の「愛」こそ、ほんとうの幸せだと教えられています。

次に「知」です。

これはこの世的な知識のみではなく、霊的知識や真理を知るという事です。

霊的真理として基本となる知として、人間は肉体に宿る魂の存在であり、死んでも魂は存続し、あの世とこの世を行き来する生まれ変わりを続け、魂の修行をしている存在であるという事です。

そして神仏という存在があって、私たちを教え導いています。

こうした基礎的な霊的知識を持つ事は大切です。

「人間は死んだら終わりだ」とか「この世限りだ」と思っていれば、間違った人生観を持ち、死後にも不幸が待っています。

正しい霊的真理を学ぶことで、迷いを去り、光明生活をおくれるようになります。

次は「反省」です。

人間は大人になるとなかなか反省の機会が失われます。

自分を省みて直すことをしなくなるのです。

そのため各自が自己主張をし、調和を欠いた生き方をします。

人間は誤った思いや行動を取った時に、それはつまり神仏の子として相応しくない思いと行動をした時に、素直に反省し、神仏に謝らなくてはならないのです。

謝った思いと行いは、心に曇りを作ってしまい、天国からの導きを得られなくします。

さらに心の曇りは悪霊などの憑依を呼び、あなたの人生を狂わせていくようになるのです。

それを改めていくのが「反省」の原理です。

「反省」をして神仏に対して悔いあらためる事で、心の曇りを取り除き、神仏や守護霊などからの正し導きをえられるようになります。

最後に「発展」の原理です。

「発展」とはこの世でも成功し、繁栄していく事で、神仏の栄光をこの世に現わし、地上をユートピアに変えていく力となるものです。

今までの宗教では、この世的な繁栄や成功について述べるものはほとんどありませんでした。

むしろこの世の富などを否定し、お金持ちは天国へは入れないと教えるものもあったでしょう。

ですが神仏の特徴には、繁栄や発展する姿があり、それを神仏の子である人間が体現していく事は正しいものです。

もちろん人を騙して儲けるような悪徳商法はダメですが、人々のお役に立ち、感謝されるなかで成功し、繁栄する様は、神仏も加護する方向です。

そうしてこの世的にも繁栄し、この世がより良いものとなっていくように力を使えば、それは正しいものとなります。

このように「愛」「知」「反省」「発展」の四つの原理を実践していく事により、人間はあの世とこの世を貫く本当の幸福に導かれていきます。

四つの幸福の原理は、大川先生の説かれる基本教義となります。

幸福の原理については、下記の先生の著書の「幸福の法」が参考になるでしょう。

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